【頚椎症の改善症例】60代女性・上を向くと走る首の激痛と腕のしびれが解消した理由

患者様の情報とご来院時の症状

患者様プロフィール
  • 年齢・性別:60代女性
  • お悩み:首の激痛、右腕から指先にかけてのしびれ・違和感
  • 趣味・日常動作:趣味の園芸、毎日の洗濯物干し、車の運転
どのような症状で困っていたか?
半年ほど前から、上を向いて洗濯物を干すときに首の後ろに鋭い痛みが走るようになりました。
徐々に症状が悪化し、右の腕から手首、指先にまでジリジリとしたしびれが出現。
最近では、車の運転でバックするときに左右を確認するだけで首が激しく痛み、怖くて運転ができない状態でした。
これまでの治療経過
近所の整形外科を受診し、レントゲンとMRI検査の結果「加齢による頚椎症(骨と骨の間が狭くなっている)」と診断されました。
病院で処方された痛み止めと筋肉を和らげる薬を飲み、首の牽引(けんいん)治療に週2回通ったものの、しびれや痛みは一向に変わらず、「このまま治らないのでは…」と強い不安を抱えて当院にご相談いただきました。

当院での原因分析

当院で詳しくお体を検査したところ、痛みの根本的な原因は「頚椎の変形」そのものだけではなく、以下の3つの要因が重なっていることが分かりました。
  1. 首・肩甲骨まわりの重度の筋肉のコリ(筋緊張)
    長年の家事や姿勢のクセにより、首を支える「板状筋(ばんじょうきん)」や肩甲骨を引っ張る「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」がガチガチに硬くなっていました。これが神経をさらに圧迫する原因になっていました。
  2. ストレートネックと背骨のゆがみ
    頭が前方に出る姿勢(ストレートネック傾向)になっており、5〜6kgある頭の重みがすべて頚椎の特定の部分に集中していました。
  3. 胸椎(背中)の可動域低下
    背中(胸椎)の骨が硬く丸まっていたため、上を向くときに背中が反れず、首だけで無理に上を向こうとして激痛を引き起こしていました。

施術内容と経過

当院では、痛む首だけを強くマッサージするような危険な施術は行いません。体全体のバランスを整え、首への負担を減らすアプローチを行いました。
1回目(初回):歪みに対する骨盤・背骨矯正と筋肉の弛緩
まずは首に負担をかけている背中(胸椎)と肩甲骨のロックを優しく解放しました。
首まわりの強い緊張を緩める施術を行ったところ、初回の施術後、上を向いたときの痛みが「10段階中7」程度に軽減。腕のしびれも少し軽くなりました。
3回目(2週間後):しびれの頻度が激減
週1回のペースで来院。首の可動域(動かせる範囲)が明らかに広がり、車の運転時の左右確認がスムーズにできるようになりました。
天気の悪い日に少しジリジリする程度で、普段の生活での腕のしびれはほぼ気にならないレベルまで落ち着きました。
5回目(1ヶ月後):症状がほぼ消失し、日常生活へ復帰
洗濯物を干すときに上を向いても、首の痛みはまったく出なくなりました。
指先の細かい力も入るようになり、趣味の園芸や裁縫も痛みなく楽しめるまでに回復。
整形外科でもらっていた痛み止めの薬も、今では完全に手放すことができています。

担当施術者からのメッセージと予防のアドバイス

60代を迎えると、骨の変形や筋力の低下により、どうしても頚椎症のリスクが高まります。しかし、「変形しているから治らない」と諦める必要はまったくありません。
首にかかる負担の原因となっている「姿勢のゆがみ」や「筋肉の硬さ」を適切にケアすれば、痛みやしびれは大幅に改善されます。
当院では、施術だけでなく、再発を防ぐための「首に負担をかけない姿勢指導」や「簡単なストレッチ」も定着するまで丁寧にお伝えしています。
「年齢のせいだから…」と諦めず、まずは一度当院へお気軽にご相談ください。あなたの快適な毎日を取り戻すサポートを全力でいたします。